タカコ紀行

タカコの旅行遍歴をご紹介いたします。ヨーロッパのことばかりでおもしろくないかも?


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第6話 ロンドン・アンダーグラウンド

ロンドンの地下鉄は世界初の地下鉄として有名です。現在ではヒースロー空港から市内までの主要な交通手段となっており、通勤・観光の手段としても最も便利な交通手段とされています。こんなロンドンの地下鉄にも意外な過去があります。

ロンドンの地下鉄は戦時中、防空壕として使用されていた過去があり、ロンドン人はドイツからの空襲に地下鉄のトンネルで身の安全を確保していました。さらに、この時期にはイギリス空軍の戦闘機の工場としても利用されており、まさにアングラな世界を構築していたのです。

ロンドン大空襲の後、地下からぞろぞろと人が出てくる光景には相手国もさぞかし驚いたことでしょう。


(写真:ロンドンの地下鉄)
第7話 団体旅行の日本人

イギリスの歴史的建造物や博物館に行くとよく団体旅行の日本人に遭遇します。最近は中国人の団体旅行者もよく目にしますが、個人主義の国イギリスにおいて、その光景はかなり滑稽に見えます。今回はその話しではなく、ある団体旅行者の若い女性グループがチェルシーのカフェでこんなことを私に言ってきました。

 「今回のツアーの場合、一つの国に24時間滞在することはなく、かなりハードです。お茶もゆっくりと飲めないのはかなり辛い!」

 このようなことを言ってくる人は結構います。それなら「個人で来ればいい」のにと思いながら相づちを打っているのですが、日本人の矛盾した行動を未だに理解できない私であります。

写真は日本人のたまり場であるタワーブリッジの写真です。この近くにロンドン塔があり、日本人ツアー客のメッカとなっております。

(写真:タワーブリッジ)
第8話 ドイツのビア・ホール

私がイギリスに続きよく行くのはドイツです。日本の法律はドイツ法を基礎としているのでいい勉強となります。そのドイツにミュンヘンという大きな都市がありまして、私がちょくちょく訪れているところです。

ところで、このミュンヘンには何軒かのビアホールがありまして、その中でも最も古いビアホールにはいつも大勢の人がビールを楽しんでおられます。老若男女、全ての人が1リットルのジョッキでビールを飲んでおり、その勢いはとどまるところを知りません。私の隣で飲んでいた初老の男性は30分で1ジョッキのペースで飲んでいまして、ビールの国ドイツの怖さを思い知らされました。

私はつまみがほしくなったのでチーズを注文したのですが、何と、重さで言えば500グラムほどのチーズが1本そのままナイフとフォークを添えてお皿の上に置かれて出てきたのには卒倒しそうになりました。そして、隣で飲んでいた初老の男性が、「塩とこしょうをふって食べると最高だよ!」と、日本では思いもよらないアドバイスをしてくれました。

さすが社会的責任の国ドイツ。適正価格に適正サービス。寸分の狂いもありません。ただ、あまりにまじめすぎて関西人には辛い面もあります。

(写真:ミュンヘンのビアホール)
第9話 イギリスの薬物中毒者

イギリスは移民の国として有名であり、その意味ではイギリスという地において個性化するという点において、かなり変わった人が集積する世界でも珍しい国の一つということができるでしょう。このような国において、シャブ中などに代表される薬物中毒者もかなり変わっています。
 
 ある日、私はローマ風呂を見に行った帰りにバースから鉄道に乗り込みました。しばらくすると、いかにも薬物中毒風の男性が私を見つけるなり、「kill you!」と言いながらプラスチックのフォークを首に突きつけてきました。彼のあまりにも矛盾した行動に私は思わず「カンフー」のポーズで応戦すると、逆に人殺しと勘違いされ、彼は走って逃げていきました。

 イギリスの薬物中毒者は困ったものですが、それにしてもブルースリーはやはり世界の英雄であることを再認識した瞬間でありました。

(写真:ローマ風呂)

第10話 イギリス人のチョコレート感

 イギリス人はチョコレートが好きで、男女を問わず鞄の中にチョコレートが一つは入っています。何より、地下鉄の各駅のプラットホームに一つはあるチョコレートの自販機を見れば、イギリス人のチョコレートに対する思いがおわかりになるはずです。そんなチョコレートがヨーロッパで議論を呼んだことがあります。
 
 渡英中のある朝、新聞を読んでいたらこのような記事が載っていました。「チョコレートはミルクが入っていないものがチョコレートであり、イギリスのチョコレートは偽物である。」これはフランスとベルギーの菓子職人協会が出した発表でありますが、イギリスのチョコレートはミルクチョコレートが主流であり、逆に、「ミルクの入っていないチョコレートはチョコレートではない」とカドバリーは強気の発表をしていました。

 伝統を重んじるフランス語圏の国と革新を重視するイギリスの食に関する戦いでありますが、自由の国フランスがミルクチョコレートを批判するとは何とも矛盾した話しであります。

(写真:イギリスのチョコレート。メーカー、種類はアソート)




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